VALORANT初心者向けエージェント解説「虎の巻」シリーズ、今回はブリーチ編です。
よろしくお願いします。
ブリーチについて

生体工学を駆使した義肢を操るスウェーデン人のブリーチは、強力な衝撃波を放つことで、敵陣地への突破口を切り開く。敵にダメージや撹乱を与えることで、戦いを有利に進めることが可能だ。
_____公式サイトより
ブリーチは敵の動きを妨害することを得意とするエージェントで、イニシエーター(敵の妨害を得意とするタイプ)に属します。
名前や見た目が似ているせいでブリムストーンと間違われやすい子ですが(最近はもう間違われることは無いですね)、彼らがこなせる役割は全く異なります。
アビリティ
Q – フラッシュポイント


コスト | 250 |
---|---|
フラッシュ発生まで | 0.5秒 |
フラッシュの持続時間 | 2秒 |
最大所持数 | 2 |
コスト | 250 |
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フラッシュ発生まで | 0.5秒 |
フラッシュの持続時間 | 2秒 |
最大所持数 | 2 |
FB(フラッシュバン)とも呼ばれる、相手の視界を奪うアビリティです。
有利な撃ち合い状況を作るのに使えますが、壁越しにしか発射することが出来なく、味方フラッシュが発生しやすいので初めて使う方は苦労するかもしれません。
味方の撃ち合いをサポート
ブリーチのフラッシュは自分の撃ち合いを有利にするために使うよりも味方のサポート目的で使う方が強力です。
……と言っても野良なら自分の撃ち合いのためだけに使うのもありです、連携取るの難しいので(それでもジェットのエントリーに合わせてサイト裏に向けてフラッシュを出すぐらいはしたいですね)。
ミニマップを確認しよう!


上の画像と下の画像のフラッシュの違い、分かりますか?
上の画像のフラッシュはサイト内の敵やAショートから見てる敵に刺さります、こっちは大丈夫です。
一方で下の画像のフラッシュは、サイト内はおろかサイト入口にいる人の目潰しをしてしまいます。つまりAサイトへ進行する際にこのフラッシュを炊くと味方の視界が奪われる可能性が高くなります。

細かな位置の違いですが、勝敗に大きく影響するので気をつけましょう。
フラッシュポイントを壁に向かって構えれば発光する部分がミニマップに黄色の円で表示されるので、それを参考にすればミスは減ると思います。
索敵アビリティと組み合わせよう
フラッシュポイントを(主に防衛で)強く使うちょっとしたコツのようなものを紹介します。
やることは簡単です。
ブリーチ自身はまずフラッシュポイントを構えます。そしてサイファーorキルジョイに索敵アビリティ(ワイヤー、カメラ、タレット、アラームボット)を置いてもらって、これらが反応したらフラッシュポイントを使って飛び出す!

索敵アビリティによって敵が今どこにいるのかをある程度知ることが出来るので、フラッシュのバリューが爆上がりします。躱されさえしなければ簡単にキルを取ることが出来るのでおすすめです。
かなりシンプルな連携技ですが、野良でもやりやすいのでぜひお試しください(意思疎通をしていなくても、味方のアビリティに対してこちらが合わせれば可能)。


毎回同じ場所で構えていると警戒されてしまうので、フラッシュを出す位置や飛び出す場所をラウンド毎に変えていきましょう。
また、索敵アビリティと合わせなくても、敵がエントリーをする音がしたら同様にフラッシュを使うと効率よく当てることが出来ます。このとき、ジェットはスモークの中に隠れることが出来るため、後続をフラッシュで潰していくことを意識しましょう。
E – フォールトライン

コスト | 0 |
---|---|
再ストック条件 | 40秒経過 |
眩暈時間 | 3.5秒 |
最大所持数 | 1 |
コスト | 0 |
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再ストック条件 | 40秒経過 |
眩暈時間 | 3.5秒 |
最大所持数 | 1 |
衝撃波を繰り出します。
発射ボタン長押し(0~1秒)で飛距離を伸ばすことが可能(10~50m)で、壁越しの相手にも効果あり。当たったエージェントは「眩暈(めまい)」状態になります。
時間稼ぎに使ったり、有利に撃ち合うために使うことが多いですね。また、このスキルも自分でキルを取るためよりかは味方のサポートに使うのが効果的。ミニマップをよく見て、敵がいそうな場所に放ち味方にキルを取らせましょう!
眩暈状態とは?
連射速度、移動速度が著しく低下し、視界が灰色になり画面がゆらゆら揺れる。さらにADSが不可能になる状態の事。
撃ち合いが物凄く不利になり、逃げるのも難しく、またADSが不可能になるためスナイパーライフルが使い物にならなくなります。
ただ、一応弾はレティクル通りに飛ぶので上手い人が相手だと返り討ちに合うことも。自分が眩暈状態になっても諦めず、また相手が眩暈状態でも油断せず、少しでも勝率の高くなるような撃ち合い(ヘッドショットワンパン)を心がけましょう。
C – アフターショック

コスト | 200 |
---|---|
爆発までの時間 | 2.2秒 |
ダメージ | 60×3 |
最大所持数 | 1 |
コスト | 200 |
---|---|
爆発までの時間 | 2.2秒 |
ダメージ | 60×3 |
最大所持数 | 1 |
縦長の3連爆発を発生させるアビリティ。フラッシュポイントと同じで、壁越しでないと使用できません。
主な使用用途はクリアリング。そのまま当たればアーマーがあっても即死なので、敵は外に出るしか術がありません(出てきたところを狩ろう)。
ちなみに、爆発が発生するまでの時間でほとんどの場合は避けられてしまうため、爆発ダメージでキルが発生することはまずありません。
アルティメット
X – ローリングサンダー

ウルトポイント | 7 |
---|---|
眩暈時間 | 6秒 |
ウルトポイント | 7 |
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眩暈時間 | 6秒 |
箱型に広がるこの衝撃波は、触れた者を眩暈状態(フォールトラインで解説したのと同じもの)にし、さらにノックバックさせます。
ここぞという時に使って、一気にエリアを制圧しましょう。
有利な撃ち合い状況を簡単に作るだけでなく、ノックバック効果があるおかげで敵のスパイク設置やスパイク解除を妨害するために使うことも出来ます。
※味方にも当たるので注意
マップで効果範囲を確認しよう

ローリングサンダーを構えたら左上のマップを見てください。効果範囲が示されています。変な隙間ができないように、有効活用しましょう。
アルティメットを使ったら強気に出よう

ローリングサンダーを使ったら積極的に前に出ましょう。
敵が眩暈状態になっている内に撃ち合い/エリアの制圧を仕掛けられないなら、ULTを使う意味がほぼ無いです。
1人だとエリアを制圧しきるのが難しいので、味方と歩調を合わせて(集まるまで待ってから)ローリングサンダーを使うのも良いですね。
全体的な立ち回り
攻め
基本は敵が居そうな所にアビリティを用いて、出来るだけ有利な撃ち合い状況を作りながら進行していきます。
サイトに入る時はフラッシュやローリングサンダーを撃ってサポートしていこう。
最前線はデュエリストに任せて、自分は彼らをサポートする2番手として立ち回るのがオススメです。
守り
アビリティを使って味方をサポートしたり自分自身でキルを重ねたり、敵の進行を遅らせよう。
敵が足音を立ててサイト内に入ったところで(セットアップを開始したところで)フラッシュを使い、返り討ちにするのが強力です。
また、ブリーチはリテイクに適したアビリティを多く持っています。
サイト内で守り切れないことが多い場合は、無理にサイト内で戦わず一旦引き、味方と合流してリテイクする動きを取り入れていきましょう。
共通
ブリーチのアビリティ、アルティメットはどれも味方にも危害が加わる可能性を秘めています。
味方にフラッシュや眩暈が当たらないようにするのを意識しましょう。
また、アビリティを活かすために、ブリーチ自身は一人で行動するよりも味方についていくように立ち回るのがオススメです。
ブリーチは強い?弱い?
普通です。が、フラクチャーだと強いです。
アビリティは弱くは無いですが(強いというわけでもない)、絶妙に使いづらく連携も必須なので、ランクでは無理に使う必要は無いです。
ピックするとしたらフラクチャーですね。どちらのサイトも構造上ブリーチのアビリティがめちゃくちゃ刺さります。直線の通路に刺さるフォールトラインや、ロックダウン対策のアフターショックも強烈!(Aホールなどは野良でも連携を取りやすいです)
他にピック出来るマップはスプリットとヘイヴンぐらいですね。ただこの2マップは野良だとフラクチャーほど強くないので優先度は低めです。ヘイヴンはチームで連携を取ると、リテイク配置にせざるを得ないほどの強力なセットアップが実現出来ます。
ブリーチはあくまで完全サポートキャラなので、フラッシュでキルを取りたいなら索敵も出来てチームに貢献しやすいスカイがおすすめです。
おわりに
今回はサポートキャラの一人であるブリーチについて解説してみました。壁越しで使うアビリティは最初は少し難しいですが、慣れると強力な武器になります。
遠距離から味方をサポートし、敵の守りをこじ開けましょう!
それでは今回はここまで!また別の記事で会いましょう!
他エージェントの「虎の巻」シリーズもよろしくお願いします。
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この記事は、Riot Gamesが公式承認するものではなく、Riot Games又はVALORANTの製作・管理に正式に関与したいかなる者の見解・意見に基づくものではありません。VALORANT及びRiot Gamesは、Riot Games, Inc.の商標又は登録商標です。VALORANT ©︎ Riot Games, Inc.