皆さんこんにちは!
今回はVALORANTの数あるエージェントの中でも『キルジョイ』に焦点を置いて解説していきます!
ぜひ最後まで見ていってください。
キルジョイについて

ドイツ出身の天才キルジョイは、発明した兵器を操り、難なく戦場を掌握する。敵の動きを止めるのに武器によるダメージでは不十分なら、彼女のロボットを使ったデバフが敵の迅速な処理に一役買うだろう。
_____公式サイトより
キルジョイはact2(2020/8/5~)から参戦したエージェントで、様々な機械を自在に操りフィールドをコントロールします。
索敵アビリティを2つ所有してるためサイファーと対比されることが多いエージェントですが、ラッシュを直接止められるナノスワームや、無理やりエリア取りが出来るロックダウンなど、スキルで直接フィールドに影響を与えることが出来るキルジョイが、現在はほとんどのマップで優位になっています。
アビリティ
Q – アラームボット

コスト | 200 |
---|---|
回収後クールタイム | 20秒 |
HP | 50 |
最大所持数 | 1 |
コスト | 0 |
---|---|
回収後クールタイム | 20秒 |
HP | 50 |
最大所持数 | 1 |
敵が近付くと反応し、爆発する機械を設置します。
この爆発(範囲攻撃)に巻き込まれた敵は「弱体化」状態(受けるダメージが2倍)になります。
主な使い方は裏取り対策(攻め)やサイトの見張り(守り)など。サイファーのワイヤーと違い高低差があっても発動するので、アップドラフトなどのアビリティで無視されることがなく使い勝手がとても良いです。
距離制限

パッチ1.11より、キルジョイがアラームボットから40m以上離れている時は稼働しないようになってしまいました。
アラームボットが稼働していない間に裏取りをされると大きく不利になるため、気を付けましょう。
回収について
アラームボットは設置後でもQを長押しすることで回収することが出来ます。
回収した後も再び設置することが出来ますが、ラウンド開始前には0秒、ラウンド開始後は20秒のクールタイムがあります。
また、パッチ1.11以前は回収したアラームボットを次のラウンドにも持ち越せましたが、今はラウンド開始後に使ったアラームボットは何をしても持ち越すことが出来ません(クレジットの不足に注意)。
E – タレット

コスト | 0 |
---|---|
回収後クールタイム | 20秒 |
破壊後クールタイム | 45秒 |
HP | 125 |
最大所持数 | 1 |
コスト | 0 |
---|---|
回収後クールタイム | 20秒 |
破壊後クールタイム | 45秒 |
HP | 125 |
最大所持数 | 1 |
距離 | ダメージ(1発) |
---|---|
0~20m | 8 |
20~35m | 6 |
35~m | 4 |
距離 | ダメージ(1発) |
---|---|
0~20m | 8 |
20~35m | 6 |
35~m | 4 |
タレットは180度の視界を持ち、見つけた敵に3点バーストの銃弾を浴びせます。
マップや射撃音で敵の襲来を知らせてくれるので、サイトの見張りや裏取り対策にうってつけなアビリティです。
ただ、背後ががら空きなのが弱点。
クリアリング、撃ち合いの補佐にも

タレットはエリア取りに使うことが出来ます。自分の代わりにタレットをピークさせて、敵の有無を確認しましょう。また、敵がオペレーターを持っているか確認する手段としても有用です。
タレットの銃撃は貧弱ではありますが、HPが125もありヒットストップを与えることも出来るため、有利な撃ち合いを仕掛けるのに一役買ってくれます。
敵の意識がタレットに向いている内に、キルジョイ自身は別角度から敵を撃つことで、楽にキルを取りましょう(攻めでも守りでも使える必須テクニック)。
タレットとキルジョイはまさに「2人で1つ」です。
距離制限

アラームボットと同様の弱体化をタレットも受けてしまいました。
「キルジョイがタレットから40m以上離れていると、タレットは停止する」というもの。
これにより”Aサイトの見張りはタレットに任せてキルジョイはBサイトの援護に回る”ような動きが不可能になりました。片方のサイトを守り続けるのが、キルジョイの守りの基本になります。
毎回同じ場所に設置すると対策されやすい
タレットは敵が視界に入ると効果が発動しますが、視界に入らないとその効果を発動させることが出来ません。
・・・ということは、タレットのある場所にスモークを炊かれると、タレットは一切仕事をすることが出来ません!(相手にキルジョイがいたら、タレットとアラームボットはスモークで対策していこう!)
毎回同じ場所にタレットを置いていると簡単に対策されてしまうので、ラウンド毎に置く場所を変えていきましょう。
C – ナノスワーム

コスト | 200 |
---|---|
効果時間 | 4秒 |
DPS | 45 |
最大所持数 | 2 |
コスト | 200 |
---|---|
効果時間 | 4秒 |
DPS | 45 |
最大所持数 | 2 |
ホットハンドやインセンディアリーのようなモロトフ系アビリティの一つ。
他のモロトフ系アビリティとの大きな違いとして「設置型で任意のタイミングで発動させることが出来る」「ある程度高低差があってもダメージを受ける」ことが挙げられます。
かなり強力なアビリティですが、「起動させる前に銃で撃たれると破壊される」という弱点もあります。
索敵スキルに合わせて使ってみよう

例えばナノスワームと索敵アビリティ(アラームボット、タレット)をサイト入り口に設置。
索敵アビリティが反応してすぐナノスワームを発動すれば、敵にダメージを与えやすかったり上手く敵の進行を抑えることが出来ます。
スパイク解除の邪魔をしよう

スパイク設置後、ナノスワームをスパイク周りに設置し敵が解除するタイミングで起動させることで、遠距離からスパイク解除を妨害することが出来ます。
人数不利からでもワンチャンを狙える強力な小技ですが、ナノスワームは敵に攻撃されると破壊されるので慢心は禁物。解除音が鳴る前に、余裕を持って起動させるのもおすすめです。
一応壁越しに投げて発動させる方法も存在はしますが、起動前に破壊されることが多いので無理に覚える必要も無いでしょう。
アルティメット
X – ロックダウン

ウルトポイント | 7 |
---|---|
HP | 150 |
カウントダウン時間 | 13秒 |
ウルトポイント | 7 |
---|---|
HP | 150 |
カウントダウン時間 | 13秒 |
ロックダウンデバイスを設置し13秒のカウントダウンを経た後、大きな円の範囲内にいる敵全員を8秒間拘束します。
使うだけで敵を円の範囲の外に出すことが出来るので、エリアの制圧に打って付けです。
強力なアルティメットではありますがが、ロックダウンデバイス(HP150)は敵が攻撃することで破壊が可能。
射撃だけでなくオービタルストライクやハンターズヒューリーなどのアルティメット、ショックボルトやブラストパックなどのアビリティでも破壊が可能で、対策方法はかなりの数があります。
各マップの強力な設置場所

強力なロックダウンの設置場所をマップ毎にまとめました(ブリーズ以外)。
ここに置いておけば間違いなしです。
全体的な立ち回り
攻め
死ぬとタレットが置物になってしまい、加えてスパイク設置後も強いエージェントなのでスパイク起爆まで生き残ることを心がけましょう。
基本は裏取り対策用のアラームボットを置いて、味方のカバーに努めたい。アラームボットじゃ見きれない場所はタレットで裏取り警戒をしていきましょう(アイスボックスのA攻めなど)。

また、攻めのタレットはピーク要因として使うのも強力。直接覗くのは嫌な場所をタレットに覗かせたり、タレットを置いたまましばらく待ち敵が現れたらピークして倒す動きも強力です(相手がよく裏取りをしてくる場合は、タレットを織り交ぜた詰め待ちを取り入れていきましょう)。
守り
タレットとアラームボットは距離制限があるので、基本は片方のサイトだけを守る感じで行きましょう。
別のサイトへの攻めが確定したら(スパイク設置音やセットアップの開始、スパイクドロップ等)タレットを回収して味方の援護に向かいたいですね。寄るのが早すぎると敵のラークが自由に動けてしまうので注意。
ただ、毎ラウンドずーっとサイト内に篭ったままだとその情報を敵に利用されてしまうので、時には前目で守ったり、少し詰めて情報を取りに行きましょう。
また、守りのアビリティ配置は出来ればパターンをいくつか用意しておきたいですね。ずっと同じ配置を使ってると簡単に対策されてしまいます。
守りの戦略でよくあるのが
- タレットを置いて、反応したらピークしてキルを狙う
- 索敵アビリティが反応したところでナノスワームを展開し足止め
- 引き目に守って設置の際にナノスワームを起動、隙が出来たところを一気にリテイク
- サイト内への進行は無理に止めないが、リテイクで重要になるエリア(バインドBのエルボーなど)を死守し、リテイクに賭ける
共通

エリアの制圧は私に任せて。そのぶん他で働いてよね♪
キルジョイの最大のお仕事は、本人がボイスで言っているようにエリアの制圧です。
各マップに関しての知識(このマップはこのエリアを取れると強いとか)を増やしておけば自分が今何をすべきなのかが自然と頭に浮かんでくるかもしれません。
また、攻めでも守りでもアルティメットのロックダウンは超重要です。しかし、効果的に使うには味方と動きを合わせる必要があるため、ラウンド開始前にやりたいことを伝えておきましょう。
例
攻め:ロックダウンでサイト内を囲ってそのまま攻める動きが強力です。攻めるサイトに集まってもらうのはもちろん、ロックダウンを置く場所まで進むためにカバーを付けてもらいましょう(ヘイヴンのAショートはソーヴァにドローンを流してもらうのがおすすめ)。
守り:ロックダウンはリテイクに使うのが強力です。サイト内で無理に戦うよりは、一旦引いてチームと歩調を合わせていきましょう。
キルジョイは強い?弱い?
キルジョイは「センチネルで1、2を争う強さで、ランクでも競技シーンでも採用率が高いエージェント」です。ただし、マップ「ブリーズ」ではセンチネルの中で最弱です(マップが広すぎてアビリティを全く活かせないため)。
索敵が強力な他センチネルと役割が被るキャラですが、情報を取ることに特化したサイファーや撃ち合いに特化したチェンバーと異なり、キルジョイはアビリティで敵の行動を制限出来る強みがあります。
ひと昔前はサイファーが対抗馬でしたが、今はチェンバーとキルジョイの二択でどちらか1人を採用するのがデフォになっています。どちらをピックするかは完全に好みですが、素の撃ち合いが好きならチェンバー、色々考えて有利な状況を作ったり敵の妨害が好きな方はキルジョイを使うのが良いと思います。
おわりに
以上、今回はキルジョイの紹介でした。
サイファーと同じで使用者を選ぶキャラではありますが、良かったら使ってあげてください。
他エージェントの「虎の巻」シリーズもよろしくお願いします。
(名前をクリックするとそのエージェントの解説ページに移ります)
この記事は、Riot Gamesが公式承認するものではなく、Riot Games又はVALORANTの製作・管理に正式に関与したいかなる者の見解・意見に基づくものではありません。VALORANT及びRiot Gamesは、Riot Games, Inc.の商標又は登録商標です。VALORANT ©︎ Riot Games, Inc.