皆さんこんにちは。
今回で初心者撃ち合い講座は最終回となります。
最後に紹介するのは「撃ち合い周りのテクニックや必須知識」です。これを知っているかどうかで撃ち合いの勝率がかなり変わってくるので、ぜひ最後まで見ていってください。
決め撃ち

決め撃ちとは「敵がそこにいると決めつけて撃つこと」を意味します。
決め撃ちと呼ばれるテクニックが2種類あるので両方紹介しますが、一般的に決め撃ちと言われたら後者(②最速で敵をキルするための決め撃ち)を指します。
①壁抜き、モク抜きなどの決め撃ち

敵が壁/スモークの先にいると決めつけて(予測して)、そこにめがけて射撃することを「決め撃ち」と呼ぶことがあります。
②最速で敵をキルするための決め撃ち

私達は通常、敵を視認してからエイムを合わせて銃を撃ちます。「ピーク→視認→撃つ」という過程を踏むわけです。
ただ、「決め撃ち」はこの動作の中の“視認”を省きます。あらかじめ銃を撃つことを決めておき、ピークした瞬間にストッピング+射撃をすることで、最速キルが可能になるのです。
(敵目線だとこちらの姿が見えた瞬間にはもうキルされている)
使用する場面は主に敵の居場所が完全に分かっている時。決め撃ちは発砲する都合上自分の位置と所持している武器が敵にバレるので、むやみに繰り返すとかえって不利になることも。
ただ、敵の位置が分からなくても敵がいる可能性の高いポジションに撃つのはあり。

例えばアセントのラウンド開幕直後。Aメインの攻防で敵が毎回勝負をしてくる場合は決め撃ちを使ってみると良いでしょう。
オフアングル

オフアングルとは一言でいうと「敵にプリエイムをされない場所」のことです。「敵に警戒されにくい場所」「予想されにくい場所」と覚えるのも良いかもしれません。

上記画像のセージが立っている中途半端な(警戒されにくい)ポジションもオフアングルです。
このようなポジションを上手く用いて有利な撃ち合い状況を作り出していきましょう。
オフアングルの例①

Aメインのすごい中途半端な位置に立っています。このような敵に警戒されづらい、プリエイムをされない場所がオフアングルと呼ばれます。
オフアングルの例②

時はスパイク設置後。画像のような待ち方だと、普通にピークしてきた敵と普通に撃ち合うだけになります。
しかし、立つ位置を少しずらしてみると…

はい、これこそが敵に警戒されにくい「オフアングルポジション」になります。ここで待っていれば、Aショートを警戒している敵を横から倒すことが出来るでしょう。
裏取り警戒をするときの待ち方でも、工夫一つで勝率に大きな差が出てくるのです!
アビリティを用いてオフアングルを作ろう
VALORANTには様々なアビリティがあり、それを駆使することで意図的にオフアングルを作ることが出来ます。

例えば高い場所に乗れるアビリティ(アップドラフトやシュラウドステップなど)。通常では登れない高所を取り、敵の意表を突きましょう。

また、セージの「バリアオーブ」も有効です。敵が全く予測しない位置から銃を構え、フリーキルをもぎ取りましょう。
遠壁有利

必ず押さえておきたい撃ち合いの基本事項。
「壁に近い人は、壁から遠い人に先見えされる」という法則です。「遠壁有利」と覚えておきましょう。ちなみにアングルアドバンテージとも呼ばれます。


画像のように、「遠壁」側は「近壁」側の銃口や体を先見えすることが可能。肩を撃ったり壁抜きしたりすればノーリスクでキルを取れます。
以上のように、壁に近すぎると「見られてないのに撃たれた」という事案が発生してしまうので、位置取りには注意していきましょう。
遠壁有利を活かそう
それでは今回紹介した知識を活かした立ち回りについて3つほど紹介していきます。
クリアリング

クリアリングをする際は、出来るだけ壁から離れましょう。
角待ち

角待ちをする時は壁に近付きすぎないようにしましょう。
必ずしもする必要はありませんが、出来るなら入り口の広さ分以上は壁から離れると良いです。
弱いポジション

画像のような前後の余裕がない場所だとどう頑張っても先見えされてしまうので注意しましょう。
待つ際はそもそもこのような場所を避けるか、強気に勝負に出るか、体を小刻みに揺らすなどして後見えの不利を少しでも軽減出来ると良いです。

まとめ
今回は撃ち合いで重要となる3つの概念について紹介しました。
- 決め撃ち(撃つことをあらかじめ決めておく)
- オフアングル(敵にプリエイムをされないポジション)
- 遠壁有利(先見え)
撃ち合いにおいて超重要な項目になるので、ぜひ理解して実戦で活かしてください。
初心者撃ち合い講座は今回(⑥)で終了です、お疲れさまでした。そしてありがとうございました!
下の表から各講座に飛べるので、まだ読んでない回がある方はぜひ。
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