【検証】大会でヨルを使ったチーム、ほとんど負けてる説【VALORANT】

VALORANT

誰もが認める最弱エージェント「ヨル」。もはや存在していないような扱いを受けている彼ですが、競技シーンではどうなのでしょうか。

今回は2021年に行われた公式大会(の中でもプレイオフなどの高レベルのものだけ)でのヨルの使用率、勝率を集計し、プロシーンでの彼の活躍を確かめていきます

また、勝率だけでなく使用した選手のスタッツなども(後半のおまけの項目で)紹介しているので、ぜひ最後まで見ていってください。

調査方法

調査対象

  • Stage1 Masters
  • Stage2 プレイオフ
  • Stage3 プレイオフ
  • Stage2 Masters レイキャビク
  • Stage3 Masters ベルリン
  • 各位域のLCQ

 

調査方法

  • 各大会でのヨルの使用回数、勝敗をvlr.ggで確認し記録する
  • ついでに使用者のスコアも記録する(おまけの項目で紹介)

 

結果

全体

マッチ数 ヨルの出場回数 ピック率 W/L 勝率
1073 21 1.03% 6/15 40%

 

Stage1 Masters

地域 マッチ数 ヨルの出場回数 W/L
NA 33 0
EU 34 0
CIS 20 0
TUR 31 0
BR 19 0
LATAM 68 0
SEA 20 0
KR 33 0
JP 35 1 0/1

 

Stage2 プレイオフ

地域 マッチ数 ヨルの出場回数 W/L
NA 37 1 0/1
EMEA 31 2 1/1
BR 34 0
LATAM 33 3 1/2
SEA 38 1 1/0
KR 17 3 0/3
JP 36 3 2/1

 

Stage3 プレイオフ

地域 マッチ数 ヨルの出場回数 W/L
NA 39 1 0/1
EMEA 56 2 1/1
BR 36 0
LATAM 36 0
SEA 82 0
KR 18 1 0/1
JP 33 0

 

Stage2 Masters レイキャビク

マッチ数 ヨルの出場回数 W/L
41 2 0/2

 

Stage3 Masters ベルリン

マッチ数 ヨルの出場回数 W/L
66 1 0/1

 

LCQ

地域 マッチ数 ヨルの出場回数 W/L
NA 37 0
EMEA 35 0
SA 33 0
APAC 42 0



結論

 

マッチ数 ヨルの出場回数 ピック率 W/L 勝率
1073 21 1.03% 6/15 40%

 

VALORANT最弱のエージェントということもあり、勝率20%みたいな面白い数字を期待していましたが、そこまででしたね。

 

 

結論:思ったより勝ってた。

 

 

 

ヨル

勝率40%で勝ってる扱いされるってどうなのよ。

 

 

ただ、ヨルの使用回数が1073マッチ中21回と非常に少ないため、このデータに信憑性があるかと言われると…

ヨルがもっとピックされていれば勝率の数字もしっかり意味を持っていたと思いますが、いかんせんピック数が少なすぎました。

 

 

参考までに、公式が唯一出しているコンペティティブでのエージェント毎の勝率データ(2020年12月:パッチ1.11)も載せておきます。

 

出典:VALORANT公式サイト

 

一番勝率が低いのはブリーチで46.9%、当時最弱扱いされていたヴァイパーは使用率10%、勝率47.6%です。

結論では思ったより勝ってたと言ってしまいましたが、こうしてちゃんとしたデータと比べるとヨルの最弱さが際立ちます

 

 

ここからはおまけとして平均スタッツなどを載せていくので良ければどうぞ。

 



おまけ

①マップ毎のピック回数、勝率

マップ名 ピック回数 W/L 勝率
合計 21 6/15 40%
アセント 5 1/4 20%
バインド 7 3/4 43%
スプリット 1 1/0 100%
ヘイヴン 4 1/3 25%
アイスボックス 1 0/1 0%
ブリーズ 3 0/3 0%

 

バインドが使用率トップになりました。このマップは採用率の高いレイズに対してフェイクアウトが刺さりやすいのと、テレポーターを活かした足音フェイクが強力

また、普段センチネルを使っている選手がバインドだけはヨルを使うパターンが多かったです(バインドはサイファーキルジョイが使いづらい)。

 

ブリーズはマップが広いからワープ持ちのヨルが輝くとか(実装前に)言われていましたが、採用された3試合は全て敗北。最悪の結果に終わりました。

 

②スタッツ

選手名 ACS K/D/A KD
平均 189.9 14.8/18.1/5.5 0.82
FAV Fisker 110 9/22/2 0.41
V1 vanity 134 9/16/5 0.56
GLD draken 195 13/14/6 0.93
GLD draken 184 10/17/7 0.59
FS PTC 259 16/13/8 1.23
INF jfoeN 292 18/17/2 1.06
INF jfoeN 267 22/15/8 1.47
INF jfoeN 185 11/17/6 0.65
DK Secret 207 15/19/5 0.79
DK Secret 174 13/18/6 0.72
DK Jeong Hi 183 16/17/5 0.94
Nth Astell 217 23/19/7 1.21
JUP(現ZETA) Laz 223 21/20/3 1.05
JUP(現ZETA) Laz 220 20/20/6  1.00
Faze corey 172 13/17/2 0.76
Forze Coffee 193 30/36/12 0.83
Forze Coffee 111 6/17/6 0.35
NU Suggest 225 21/22/7 0.95
VKS gtnziN 126 8/15//7 0.53
VKS gtnziN 173 11/16/4 0.69
F4Q zunba 137 6/14/2 0.43

 

平均バトルスコア(ACS)は約190と普通の値でした。

ただ、KDは0.82とデュエリストとしてはかなり低めの数値になっており、最弱エージェントの風格を感じさせてくれます。

 

③ネタで使ったのか本気構成なのか

現環境ダントツ最弱エージェントのヨルを採用してくるということは、それなりの理由があるはずです。

捨て試合のネタ構成なのか、勝つための構成に組み込んでいたのか、ヨルをピックしたチーム別にその採用理由を考察していきます。

 

※ネ:ネタ構成 本:本気構成 ?:ヨルの採用理由不明

チーム名 理由
FAV Gaming 明らかに使い慣れてないヨルでした。なぜピックしたかは不明。
Version 1 既に世界大会出場が決まっている消化試合で使用。
Guild Esports ヘイヴンの本気構成。
Full Sence アッパー1回戦の対PRXでPTC選手がスプリットで使用したが、ロウアー決勝の対PRXスプリット戦ではレイナに変わっていた。
Infinity アセントの3/4(内1回は決勝戦)でヨルを採用。
Domwon Korea(バインド) 普段はセンチネル担当のSecret選手が使用。
Domwon Korea(アセント) 決勝0-2で迎えたアセントで何故かJeong選手が使用(それまではスカイだった)
Northeption 対LAGのバインド戦でAstel選手が使っていたが、その後の対CRと対旧FAVではサイファーに。
Absolute Jupiter 世界大会進出を決める決勝戦で使用。
Faze ブリーズの本気構成。
Forze バインドの本気構成。
Nuturn Gaming 負けたら終わりのBO3で使用。
Team Vikings 対X10,SENでは普通の構成だったが、対TLだけ何故かヨルを使い続け0-2で敗退。
F4Q 既にグループ敗退が確定している消化試合。

 

こうして見るとちゃんと構成に組み込んできているチームが多いですね。

それもそのはず、今回集計したのは公式が開催した大型大会のみ。甘えは許されません。



おわりに

ヨル

たまには俺も使ってくれよな。

 

 

 

 

ヴァイパー

彼を見ていると、1年前の私を思い出すわ。